新紙幣切り替えと預金封鎖?!

歴史は繰り返される

 ”歴史は形を変えながら繰り返される”

 世界的投資家ジム・ロジャースはそう言う。彼は、今現在の世界的な動きと歴史を照らし合わせることによって今後どうなるかを読み解き、投資をしているそうだ。


 さて、2024年に新紙幣への切り替えが予定されている。そこで気になるのがいわゆるタンス預金。前回、04年の刷新時には約3%が新紙幣に切り替えられたとされている。総額で約50兆円あるとも言われているタンス預金なので、今回も同様に3%が切り替えられれば1兆5千億円が旧紙幣から新紙幣になると考えられる。


 一方で、政府が掲げるキャッシュレス化40%という目標を考えると状況は少し変わってくるかもしれない。仮に旧紙幣の使用期限などの条件が設けられれば眠ったままのタンス預金も多く流通することになるかもしれない。


 ところで、このような大きな動きのある時には便乗してよからぬことをたくらむ輩も増えてくる。例えば、早急に新紙幣に切り替えないと使えなくなるから代わりに変えてあげるとか、新しいパターンではキャッシュレス化に合わせて電子マネーに切り替えてあげるとか、仮想通貨に絡めたりとか、うまいことを言って財産をむしり取るような詐欺も出てくることだろう。


 賢明な読者の皆さんは、日ごろから正しい情報収集を行って、このような悪徳な詐欺などから自身や家族を守るように心掛けていただきたい。


 時代は変わるが、1946(昭和21)年に行われた預金封鎖を伴った新円切り替えはご存じだろうか。戦後の急激なインフレの対策として、預金を封鎖して新円に切り替えると同時に、封鎖した預金から財産税の名目で20~90%の税金を課して国の借金の償還に充てた。多くの国民が財産を失い貧乏になる一方で、国の歳入は戦時の5倍になったというからそのすさまじさが分かる。


 70年も前の話ではあるが、今と比べると気になる点もある。政府債務残高を名目国内総生産(GDP)比でみると1946年が204%、2018年は237%と当時よりも大きくなっていることだ。


 だからどうだという短絡的な話をするつもりはないが、歴史は形を変えながら繰り返される。将来に向けて一人一人、それぞれの家族が明確な目標と計画を持つことの重要性をいつも思うのである。


 ちなみに、24年新紙幣のデザインとなった渋沢栄一の孫は1946年当時の大蔵大臣渋沢敬三だというから歴史はおもしろい。


#亀島淳一

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