資産運用を成功させる秘訣とは?

目的と目標を明確に

 資産運用を成功させる秘訣は目的と目標の設定にある。「預金しておくよりは増えそうだから」といった漠然とした理由で安易に金融商品に手を出してはいないだろうか。金融機関などで勧められた商品で資産運用をして、元本割れを起こして大事な資産を減らす結果になっている方を見ることも少なくない。


 目的(何のために)と目標(いつまでにいくらまで増やす)が明確であれば金融商品を選ぶ際に的確に選ぶことができ、資産運用を成功に導くことができる。


 基本的な金融資産運用の分類で考えると、大きく分けて日本国内、先進国、新興国をローリターン、ミドルリターン、ハイリターンに当てはめて考えることができる。それをベースに自分自身で目標、目的に沿った運用先を選ぶ。


 例えば、現在40歳で、500万円の預金を基に資産を形成するとする。50歳の時に子どもの大学進学資金700万円を取り崩すこと、65歳からは毎月12万円の年金に加えて23万円の資産運用益、合計で月額35万円の生活費でゆとりのある老後を楽しむことなどを目的とする。


 目標としては、40歳から資産運用を始め、65歳の時に運用益を安定して得るために、25年間で1億円をつくる。


 目的と目標が決まればそれを達成するために運用先の選定ができる。まずは50歳までの10年間は新興国ハイリターン25%で運用すすと4600万円になり、700万円の取り崩しと譲渡所得税を差し引くと残高は約3千円。


 それを60歳まで先進国ミドルリターン12%で運用すると約9300万円になり譲渡所得税を差し引いた残りが約8千万円。それを65歳までの5年間は日本国内ローリターン4.5%で運用して1億円をつくる。


 65歳からは更にローリターン3.5%程度の運用を続けることで、税引き後で年間約280万円の運用益を手にすることができ、年金と合わせて目的であった老後生活費月額35万円を達成となる。


 また、1億円を取り崩してではなく、運用して出ていくお金で生活をしているので、元本である1億円はそのまま優良な資産として次世代へと引き継ぐことができる。


 このように目的と目標がしっかり決まれば運用先や運用方法を的確に選定することができるので、資産運用も成功する確率が高くなる。また、資産運用は長い時間軸で運用することが最もリスクを下げることにもならないので、目的と目標の設定は若いうちから行うことをお勧めしたい。


#亀島淳一

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